兵庫県西宮市の建築事務所:マニエラ建築事務所

OPEN DESK 体験レポート

大手前大学 社会文化学部 人間環境学科 3回生 S.Dさん2006.2.20〜3.3
二週間という短い期間、ご迷惑をおかけしたと同時に大変お世話になりました。
泰輔さんが最後におっしゃっていたとおり、私のような人間は自分にあるものを生かせるか、またはそれに悩んでしまい行きづまるかのどちらかだと思います。それはずっと昔から分かっていました。
事務所や会社で働くようになれば、ますます沢山のことに制御され、責任や利益に追い回されるのでしょう。弱い人間なうえ、現実を避けていました。悲観的に物事をとらえて逃げ回ってもいずれは自分の立場に立ち返るという繰り返しです。そんなとき自分の周りを作っている形や物体、思想、趨勢に気づきました。
私は今まで、学生にしかできないことをがむしゃらにやるべきではなかったのかと後悔しました。だからいっそもっと、今は物事を楽観的に捉えてしまおうと思ったのです。これがこの先悪い結果になったとしても。
でも時間はもはや残されていません。マニエラに行って、私はより多くの『もの』をみたいを思いました。素材、現場、事務所の方々を自分の目でみることができて大変嬉しく思っています。最後の日には講習会にまでいかせていただき、本当にありがとうございました。
私にとって今、目にみえる『もの』は現実です。そういった意味において物質=素材を目にしたいのですがなかなか学校では見ることができません。だから最近ウロウロしています。(笑)
松永さんが講習会や様々な場所に色々いかれているそうで、もし可能であれば世話のやけるひとりの学生として連れて行ってもらえないでしょうか?色々教えてもらいたいです。今後、現場に、スタッフの方々に事前に連絡して、可能であればつれていっていただければと願っています。担当の泰輔さんには模型を批評していただき本当に感謝しています。模型の作り方が少しは変われたような気がします。
マニエラの皆さん、体を壊さぬよう気をつけてください。私が見てきた数少ない社会の場において、マニエラはとても晏然な場でありながら、スタッフ一人一人が凛然と仕事に励むところだと思いました。そんな場にオープンデスクに行けたことを誇りに思います。,
近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校 住居環境学科 1年生 H.Fくん2005.9.8〜9.13
今回、オープンデスクに応募して、今年から建築の勉強を始めたばかりなので何もできないだろうと正直不安でたまりませんでした。
実際、事務所に行ってみると親切に対応してくれたりオープンデスクの仲間の人たちもいい人ばかりだったのですぐに緊張もほぐれ楽しくすごせました。
初め、模型をやらせてもらえることになったけど、やったことがなくて「できないよ」と思いました。
まっすぐ切れなかったりしましたが、教えてもらってなんとかできるようになってよかったです。
模型作りは根気がいります。やってわかりました。
でも下手ながら完成した時は不満ながらやっぱりうれしかったです。上達できるようにもっとがんばろうと思います。
たった1週間しか事務所にいれなかったのですが、非常に勉強になりました。とても楽しかったです。
でも、もっといたかったです。,
神戸芸術工科大学 芸術工学部 環境デザイン学科 3回生 K.Cくん2005.9.1〜9.13
10日間の非常に短い間でしたが、マニエラ建築設計事務所にオープンデスクとして訪れました。今回初めてオープンデスクに来て建築事務所の仕事を目の前にして、緊張もし、そして、難しいと感じたこともありました。でも、所員の方々は皆、楽しく仕事をされていたと思うし、オープンデスクやインターンで来ていた学生たちもあたたかく指導しながらもやっぱり楽しい表情をしていました。
仕事を楽しくしていることに、自分たちのやりたいことを精一杯頑張っているんだなと思いました。
僕はパースをしてみたくて、パースを希望して頑張ったつもりです。スケッチやパースを見てもらい、自分の得意じゃない分野の克服とそれが、もっと自分の物にしてこれからの学校や仕事等に生かせるようにたくさんのことを教わり、またそれ以上に自分の欠点を見つけられたので、良かったと思いました。
指導して下さった大江泰輔さんはよく注意をうけたし、もっとペースを早めて等、迷惑もたくさんかけても、最後まで優しく丁寧に指導して下さってとても感謝しています。
ほかの所員の方とも少しの時間ですが、色々お話もして、オープンデスクのことやデザイン事務所のこと、これからの進路等、質問したことをたくさん話して下さったし、頑張っている姿にとてもカッコイイ人達だなと思いました。
まだ学生の僕にそんな風になれるとはまだ思わないですが、もっと自分自身をおごらず、けんきょにこれから頑張って行こうと思いました。
そして、自分も建築の道で楽しく働けたらいいなと思いました。,
摂南大学 工学部 建築学科 3回生 K.Oくん2005.8.23〜9.16
3週間という短い期間でしたが、色んな事を教えていただきありがとうございました。
この期間で、雑誌の資料作成、JW_CADでのパース、フォトショップでの色付け、現場見学など様々な体験ができ、色々と習得できたと思います。
CADやフォトショップの作業が日を重ねるごとにどんどん慣れ、スピードが上がってきて成果が目に見えたのでとても楽しくできました。
またこの作業によって現場見学に行った時に、柱や戸、窓などマニエラならではのすっきりした納まりをしっかり把握する事ができてとても為になりました。フォトショップの色付けでは、影の表現の難しさを知り、日頃から何げないところにまで意識を向けなければならない事に気が付きました。
このオープンデスクを受けた事ですべてを理解したわけではありませんが、家が建つまでのプロセスや図面の書き方、施主さんや工務店とのコミュニケーションの重要性など、事務所の雰囲気を感じることができました。また他の学生との交流で、自分よりももっと建築に対する意識が高い人をみて、自分の意識の低さを実感しました。
この期間で、建築だけではなく、何事にもどれだけ意識を持てるかで、得られる物も違ってくるという事を知りました。
実際、今から何を勉強すればいいという明確な物はまだみつかってないですが、これからは学生だからこそできる事、今しかできない事というのを頭にいれながら何事にも意識をもって将来につながっていく様、取り組んでいきたいを思います。,
修成建設専門学校 建築学科 2年生 J.Kくん2005.8.18〜9.30
はじめに、所長、嶋津さん及びスタッフの皆様には大変お世話になりました。
1ヵ月半という短い期間でしたが、今まで実際の現場や仕事に接したことが無かった自分にとってはとても勉強になりました。特に建築現場を多く見学させていただいたので、今まで頭の中だけにあった構造納まり、仕上げ、空間などのイメージが実際にはこうなっているという所が自分の体で体験できたということが凄く勉強になりました。
また、模型作りでは、今まで結構適当に作っていた部分があったのですが、実際に施主に見せるという本当の仕事に使われるということで、時間がかかってしまいましたが、なんとか十分な形にすることが出来たと思います。ただ、反省点はやっぱり手が遅いので、模型以外でもそうですが、効率良くクオリティを上げるという考え方を今後はもっと持っていきたいと思います。
CAD図面作成では、平面図を作らせていただきましたが、今まで家具や建具のサイズ等、細かな所をあいまいにしていたので、そのような所を教えていただきながら、作図が出来たのでとても勉強になったと思います。
これからは、ここで学んだ事を実務で生かせるようにし、またもっと色々な事を色々な場所で吸収していきたいと思っています。本当にありがとうございました。,
広島大学 工学部 第4類建築学科 3回生 T.Nくん2005.8.18〜8.31
実際の仕事を体験したくて応募したオープンデスクでしたが、永井さんには実際と同じような時間制限などを与えられ、模型を完成させるには、自分にはまだまだ時間が必要だなと思いながらも完成させねばならない厳しさを思い知り、すこしだけでも実際の仕事にふれられたような気になりました。一方で、CADで図面をかいたりすると、今まではほとんど気にもしていなかった所や新しくチェックすべき所など、実際の業務においては細い所まで厳しくチェックがあり、今までかいていた図面のあまさや細かな所まで気付けない経験のなさを思いしりました。
2週間という時間は思っていた以上になにもできなくて、もっと色々な事をやったり、みたりしたいという思いもありますが、それでもこの期間中に模型のカットや処理、図面のチェックなど、学ぶことも多く、これらを忘れないように、さらにのばせるように、これからの時間を使いたいと思います。
作業がいそがしく現場をみにいくことが出来ないで「監理」はいったいどういうことをしているのか知る機会がなかったことが残念だったなと思いました。
一度連れて行っていただいた邸宅は完成した後でしたが、完成後のケアもあたりまえなんだろうが、今まであまり考えた事のない仕事だったので新しい一面を発見できておもしろかったです。
所長に模型をみてもらったときには、施工性の話が出て、今までデザインや機能で設計して来たが、実際の仕事になるとそういう面も考えながら設計せねばならないと思い知らされました。そして、今はほとんど知識もないので少しずつ勉強していこうと思いました。
最後に所長や永井さんをはじめとする所員の方々は皆さん本当に良い方々で、気らくに話しかけてくださったりとても過ごしやすかったです。
他のオープンデスクのメンバーも狭い中でみんなたのしく作業が出来、短い中でも結構話をすることができておもしろかったです。それもこれも皆含めてマニエラの社風なのかなと思い、よい所にオープンデスクにこられてよかったと思いました。,
武庫川女子大学 生活環境学部 生活環境学科 K.Mさん2005.8.18〜9.3
約1ヶ月間本当にありがとうございました。
5、6月頃からオープンデスクについて調べ始め、大江一夫さんの住宅を見た時に、単純に好きだなと思い興味を持ちました。たくさんの住宅雑誌に載っていたり、ガラスのコンペの本に載っていたりと、所長の住宅を見る機会が増え、オープンデスクに行くならこの人の事務所に行きたいと思っていました。
そして7月後半になっていたので、ダメ元で勝手に電話してみると来月からとのことで、とても舞い上がりました。
オープンデスク初日、ポートフォリオを持って行ったのですが、忙しい中、所員の人達、皆の中でプレゼンをさせていただいたことがとてもうれしかったです。たくさんの御意見をありがとうございました。そして、初日から現場に連れて行ってくださった事にも驚きました。
マニエラは所長を含め皆さんがオープンデスク生に対し、とても親切で、教えてくれる精神がとてもあって、本当に今までにない経験がたくさんできました。私が少し質問すると何倍もの答えを詳しくわかるまで時間をかけて教えてくれました。
学校では、そんなに細かな所まで興味もいかなかったし、質問もできなかったのですが、マニエラは所員の人をとても近くに感じることができ、本当に良い事務所と環境で1ヶ月勉強させてもらうことができたと思います。
そして、たくさん、様々な現場に行けたことが、本当に勉強になりました。
1つの家で、他の家との違い、今まで見たことのない細部の納め方など、たくさん教えていただきました。現場にいると想像力がわき、本当に気持ちが高まっていました。
マニエラで事務所を体験し、将来やはり事務所で働きたいと思いました。就職活動でどのような会社や事務所に入れるかわかりませんが、後々はマニエラのような事務所で働きたいです。
1ヶ月間本当にお世話にありました。11月からまたお願いします。,
大手前大学 社会文化学部 人間環境学科 4回生 T.Hさん2005.8.1〜8.31
マニエラ建築設計事務所でオープンデスク生として受け入れてもらえるとは思っていなかったため、毎日来れることがとてもうれしかったです。うれしいと思うだけで終わらずに、様々なことを体験させてもらえて、得ることが数えきれないほどありました。
私自身、得たいこととして目標にあげたことは、
1. 模型作りの苦手意識を完全になくす。
2. 模型作りの基本をを収得する。
3. 最後までやりきる自分になる。
4. 色々なことを体験する。
5. 卒業制作につなげる。
6. 建築をもっと好きになる。
の6つでしたが、達成できたように思います。そしてこれからの課題も見えてきました。
私は今、大学4回生のため、自由に学べる期間があと半年残っています。その間に課題として確認できた所は改善し、常に成長していけるよう頑張っていきます。
最後に、担当の永井さんをはじめ所員の皆さんには忙しい中、多くの時間をさいて頂いて感謝しています。これからは、更にわからない点が増え、質問することも多々あると思いますがよろしくお願いします。,
神戸大学 工学部 建設学科 3回生 M.Tさん2005.8.1〜9.10
8/1から、オープンデスクに参加して、あっという間の1ヶ月でした。
参加した時点では、これから先、建築の道へ進むかどうかも決めかねていたのですが、あらためて建築の楽しさを知りました。
現場をたくさん見学させてもらい、模型、パース、CADといろいろなことを教えていただきました。
模型は、今までほとんど作ったことがなく、材料の切り方、はり方から基本的なことをたくさん学びました。
パースも本格的にかいたのは初めてで、パースのかき方の基本から教えていただきました。フォトショップの使い方も教えてもらって、色をつけるのは楽しかったです。
CADは(これもほとんど初めてで、一から教えてもらいました)詳細という、今まで考えたことのなかった内容で、いろいろ考えるのが楽しかったです。学校での建築の授業とは違う、実際に建てるための建築の勉強をたくさんさせてもらいました。
いろいろ連れて行ってもらった現場でも、実際の各部の名称であったりおさまりを見ることができて楽しかったです。
完成した住宅もいくつか見せてもらったのですが、どの家もそれぞれに違ったふんいきがあって、設計された方の&#8220
大阪デジタルテクノ専門学校 生活環境デザイン学科 2年生 M.Mさん2005.7.25〜8.11
この夏休みは、今まで生きていた中で1番実りのあるものになったと思います。
きちんと作ったことのなかった模型に四苦八苦し続け、自分の不器用さや不勉強さを悔やんだりしましたが、色々教えて頂いた所員の皆さんには本当に感謝しております。
結局模型は自分の段取りの悪さと荒さの為に完成しませんでしが、次に模型を作るときには、それらの反省点をふまえた上で作ろうと思います。現場にはこんなに連れて行って頂けるとは思ってもみなかったのですが、教科書で学ぶのとはまた違う生の教材で、様々なことを知ることが出来ました。ひとりでは気付けないことを、沢山教えて頂きました。学校では学べないことを肌で感じて、将来への漠然とした不安を消すことが出来、はっきりと目標が定まったように思います。
いつかは皆さんのように、建築としっかり向き合って、『建築とは何か』というものを語れるようになりたいです。本当にありがとうございました。,
金沢工業大学 建築学科 4回生 M.Kくん2005.7.1〜7.20
僕は模型をもう少しうまくつくりたいという軽い気持ちでこのオープンデスクに参加したのですが、建築に対して、本当に多くのことを学べたと思える1ヶ月間になりました。事務所の雰囲気も良く、所員さんは建築の話はもちろん個人の相談にものってくださり、みんな親切で明るい人柄でした。所長さんと所員さんの関係も良く、所長さんの大らかな性格により、何でも言い合えるような印象を受けました。担当の半田さんには仕事中にもかかわらず、模型や色々なことを丁寧に教えてもらい、本当にお世話になりました。
所員さんたちと作業をしていると、少しですが大変なことから、やりがいのある楽しい面まで見ることができ、事務所に対する考え方が変わり、増々興味がわいてきました。
現場では、学校では見れない建物内部の配線や構造を見れました。現場を見て、やはり現場のことを何も知らないことに気づかされました。改めて自分の経験不足に気づき、これからやらなくてはならない事が見えてきたような気がしました。まずは、現場のアルバイトをしてみようと思います。やはり建築には日々の生活、建築を見た数、建築の本を読んだ数など色々な経験が大切になってくると思うので積極的に講演会やコンペ、オープンデスクなどに参加していきたいと思います。
このオープンデスクで模型を一軒完成させることにより、自分に自信がつきました。建築について考えさせられることも多く、事務所の人とも建築以外の話などもして、大げさかもしれませんが、自分を成長させられたのではないかと思います。また機会があれば、オープンデスクに参加したいと思えるような有意義な経験ができました。
ありがとうございました。,
米子工業高等専門学校 建築学科 4年生 I.Fさん2004.7.21〜8.3
プラン図及びスタディ模型の作成、敷地調査、現場見学などを2週間のオープンデスクで体験させていただきました。主な作業はプラン図作成でした。私はVectorworksは使ったことがあるのですが、Jw cadは全くできなかったので、悪戦苦闘しましたが、今は、なんとなくですが習得できた気がします。
このオープンデスクにきて、まさか、ガラスのオブジェづくりを手伝えるとは予想もしていなかったし、山口先生という、建築とはまたすこし違う世界の人と交流があったことを嬉しく思います。
JIA DESIGN TALKへの参加、敷地調査も初めての経験だったので自分にとってプラスになりました。こちらの設計事務所にきて、設計士さんの多さ、仕事の多さにまず圧倒されました。電話のなる音や現場にいかれる様子などから少しばかりですが、事務所の1日の流れ等を感じることができたように思います。
それぞれの住宅のプランや工夫、こだわりなど話をしていく中で、私たちがしている設計の授業とお客さんがいて仕事としてやっている設計の違いを大きく感じました。現場にいる時が一番わくわくしたのでもっとたくさん、見学や現場にいけたらよかったと思います。
事務所のみなさんが、本当にやさしくいろいろおしえて下さったので、快くOPEN DESK終了させていただきました。本当にありがとうございました。,