大学の建築コースに入って二年、そろそろ将来のことを考えなきゃいけない時期。迷ってても仕方ないので、実際の設計事務所の門を叩いてみた。
まず初めに出された課題は70mmの立方体をスチレンボードで作る作業。一面ごとに好きな模様をカットする。小さな四角がうまくいかない。前に来た学生の作品にも触発されて、凝った模様を生み出すことに力を入れ出してしまった。
昼を過ぎ、スタッフの泰助さんに出来栄えをチェックしてもらう。「スチレンボードの紙の部分が丸くなっている。角がきれいに揃っていない。」と注意を受ける。確かに…。
しかし泰輔さんは優しい。「発想は面白いね。」ズバリ癒し系だと思う。
三日目、立方体作りにも慣れてきたころ、現場に連れ出してもらった。
実際のマニエラの作品が見られる!
まだ大工さんが作業をしている中、入って行き、コードや下地が見えている現場の中、細かいポイントを教えてもらう。
なるほど、なるほど。1/1の模型にインフラ設備を入れているみたいだ。完成してしまうと、それは“