9月3日から9月12日まで、9日間という短い間でしたが本当にお世話になりました。オープンデスクに来させて頂いたのは、設計事務所がどんなところなのかという事を知りたかったのと、模型制作が上手くなりたかったからです。
実際、9日間ずっと模型制作をしていたのですが、カッターの使い方の練習の段階から「カッターで紙を切る」という行為がこんなにも難しかったのかと早速つまづいてしまいました。そして「ロ」の仕事に対する意識の高さを感じました。結局4日間を練習に費やし、「少しはマシかな」というレベルくらいまでには切れるようになりました。
今思えば、自分が今まで学校の課題で作ってきた模型は何だったのかと、あまりの違いに恥ずかしくなります。
5日目からは実際の住宅の模型を制作しました、やはりここでもカッターの使用技術に苦労しましたが、ひとつの「家」の形が作られていくので、楽しかったです。
結局、最終日ぎりぎりまでかかってしまい、敷地も出来ずじまいでしたが、最初の頃の自分と比べると、少しは成長できたような気がしました。
また模型制作の合間に所員の方について施工途中の現場に行けたことはとても大きな経験になりました。構造や家のコンセプトや材料の事など、学校では教科書の写真でしか見ることの無い部分を実際に見ることが出来たので、「空間」というものの認識が少しクリアーになりました。また大工の方の仕事を見ることが出来、家が人の手によって建つという事を、改めて肌で感じられた気がします。
また納涼会では、所長さんをはじめ、所員の方の色々なお話が聞けてとても良かったです。特に所長さんのお話には熱意が感じられて、「これが本当のプロなんだなー」と思いました。
マニエラで勉強させて頂いて、自分の中で将来のことなどを考えさせられた9日間でした。私は、泰輔さんが日報にも書いてくださった「感動できる自分になろう」という言葉がとても印象的でした。私も皆さんのように何か自分が夢中になれるひとつのことに出会えるように、意識を高く持ち頑張りたいと思います。短い間でしたが本当にお世話になりました。マニエラに来れて良かったです。
ありがとうございました。,