兵庫県西宮市の建築事務所:マニエラ建築事務所
今回のオープンデスクで私が感じたことはまず、社会に出るということにすごく緊張しました。短い二週間の期間だけど毎日ちゃんと通えるか不安でした。その反面、自分がやってみたい仕事を体験できるとあって期待もしていました。
こんな気持ちの中、私のオープンデスクは始まりました。
オープンデスクに来る前から模型の作業をさせて頂くことは大体わかっていたので心構えは出来ていました。普段学校で製作している模型とはわけが違うので気合いも入っていました。
まず模型の練習から入ったのですが気合いが入っていた私に太田さん、田中さんのダメ出しに合い、尚更やる気がでました。しいかし一度も模型に関しては褒められることなく模型を作っていました。ダメ出しをくらって当然だと思いました。お客さんに出すということをしっかりと分かっていなかった自分がいたと思います。これから何回も模型を作る機会があると思います。そのときどこまで追求するかというラインを高く持って行こうと決めました。
何度か現場に連れて行って頂たくさんのことを知ることができた気がします。一番印象に残っているのが、1年点検に同行した時に所長が仰られた一言で「建築は寸法で出来ている。いい空間と思えば寸法を測りなさい」という一言に心の奥底から「なるほど」と思いました。確かに、寸法なしでは空間なんて出来ないなと思い、寸法をメモにとっていこうと思いました。
他にも施工中の現場に連れて行って頂いた時には、どういった事で打ち合わせをしているかという事や、壁の中の事、法規の事などを色々と聞くことができて良かったです。
短い間のでしたが色々なことを学ぶことが出来て感謝しています。
建築にゴールは無いと思いました。建築に対する意識が変わりました。
模型は下手くそですが、建築家になりたいと思わされる2週間でした。,